落第騎士の英雄譚アニメ2期の可能性は?ラノベ業界の動向から考察

落第騎士の英雄譚アニメ2期の可能性は?ラノベ業界の動向から考察
海空りく原作のライトノベル『落第騎士の英雄譚』。

2015年10月からテレビアニメも放送され、放送後は「アニメ2期が見たい!」という声も多数ありました。

しかし、2019年現在、落第騎士アニメ2期の発表は、まだありません。

ネットでは「もう2期は無理なんじゃないか」という意見も増加。ファンも若干諦めムードになってしまっています……。

ただ、絶体絶命なときでも諦めないのが、本作主人公「落第騎士(ワーストワン)」の信念というもの!

アニメ2期も諦めてはいけないでしょう!

この記事では『落第騎士の英雄譚』を全巻読破済みの管理人が、アニメ2期の可能性について、考察していきます。

※結論からお伝えすると、「2期の可能性は30%くらい(管理人の主観)」という印象です。

アニメ『落第騎士の英雄譚』基礎情報を確認

2015年に放送された『落第騎士の英雄譚』。

アニメ2期があるかどうかを考察する前に、そもそも1期がどのように放送されていたのか、再確認しておきましょう。

1期の放送日時

・1期の放映時期:2015年10月~12月

原作『落第騎士の英雄譚』は2013年7月13日に連載開始。

その約2年後の2015年10月から、アニメ1期が放送されました。

「もうそんなに経ったのか!」という気もしますね。

原作ラノベのどこまでがアニメ1期の内容?

・1期の内容:原作の1巻~3巻

アニメ1期は、2015年の10月から3ヶ月間で12話放送されました。

内容は、ざっくり言えば次のようなものでしたね。

~アニメ1期の内容~

・主人公・黒鉄一輝がヒロイン・ステラと出会い、決闘するところからスタート
・ステラや妹の珠雫とラブコメ展開を繰り広げつつ、テロリストと戦う
・相性の悪い相手・桐原静矢に勝利し、ステラに告白する
・綾辻絢瀬と倉敷蔵人らとの道場破り騒動
・父親の策略で一輝は幽閉されるが、満身創痍の状態で東堂刀華と決闘
・勝利した一輝、ステラにプロポーズする

既刊17巻のうち、アニメ化されたのはまだ3巻までです。

キリのいい所でキレイに終わりましたね。

同時に「いよいよ七星剣武祭がはじまる!」という期待感もあるエンディングでした。

では、2期の可能性はあるのでしょうか?

『落第騎士の英雄譚』アニメ2期は未定 可能性はある?

『落第騎士の英雄譚』アニメ2期は未定 可能性はある?

冒頭にも書いた通り、『落第騎士』2期の公式情報はありません。

「2期製作は厳しい」と言わざるを得ないですね。

ですが、希望が持てる要因もあるのです。

要点を整理すると、次のようになります。

~『落第騎士』の2期が厳しそうな点~

・円盤が3000枚以下しか売れていない
・漫画版が11巻で終了してしまった

~『落第騎士』の2期の希望が持てる点~

・原作17巻以上は人気が続いており、ストック十分
・ブルーレイBOXやドラマCDリリースされた
・原作者の別作品『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです』がアニメ化した
・GA文庫を代表するヒット作になっている

売上から考えて、製作されない可能性が70%。
ですが、原作人気や業界の動向から考えて、まだ可能性が30%くらい残されていそう、というイメージです。

どういった要因があるのか? 順番に詳しくみていきましょう。

ブルーレイ・DVDの累計販売数は各巻3000枚以下

アニメ続編製作に重要な要素である、円盤の売上・販売数。

残念ながら、『アニメ 落第騎士の英雄譚』のブルーレイ・DVDの売上は、各巻3000枚以下でした。

決して多くはありません。

アニメ『落第騎士の英雄譚』DVD&BD売上データ(全6巻)
巻数 売上枚数 発売日
1巻 2756 2015/12/25
2巻 2824 2016/01/27
3巻 2229 2016/02/24
4巻 2109 2016/03/23
5巻 2641 2016/04/27
6巻 2648 2016/05/25

一般的に、アニメの続編の製作基準は「円盤が5000枚以上売れた場合」とされます。(黒字になる基準が5000枚前後のためです。)

『落第騎士の英雄譚』の1期は、枚数の観点で言えば、基準に届いていません。

ただ、5000枚というのは、あくまで目安です。円盤が売れなくても、アニメ2期が製作されたケースは多数あります。

たとえば、ヤングジャンプに連載される『東京喰種』は、アニメ1期の円盤販売数が約1500枚程度。それでも、4期まで続編が製作されました。

「なぜ円盤が売れなくても続編が制作されるケースがあるのか?」というと、別の部分で収益化できる場合があるからです。

・アニメ効果で原作が売れる
・パチスロが人気
・アニメを宣伝に使ってゲームを売る見込み

など別の要因があれば、円盤の売上不振は払拭できるわけですね。

『落第騎士』も原作付きですから、円盤がすべてではありません。

漫画版『落第騎士の英雄譚』も終了

『落第騎士』はラノベ原作ですが、2014年4月から、空路恵さんの作画で漫画化されました。

漫画版はガンガンONLINEに連載され「原作のストーリー通り、上手くコミカライズしている」と、ファンの評判も上々でした。

しかし、漫画版『落第騎士』は2017年12月に連載終了。

11巻が最終巻となってしましました。

漫画版の最終巻は、明らかに中途半端な部分での終了でした。

~漫画版『落第騎士の英雄譚』最終巻の内容~

・世界最強の剣士・エーデルワイスが登場
・主人公の兄・黒鉄王馬が登場
・総理大臣の陰謀なども明かされる

「盛り上がってきた!」という展開からの、漫画版終了です。

「ザ・打ち切り」という感じですね。

「漫画版も終わってしまったし、アニメ版の続編は厳しいのでは?」という意見が出るのも無理ないでしょう。

とはいえ、『落第騎士』の2期には、希望が持てる要因もあります。

『落第騎士』の原作は17巻以降も人気継続!ストック十分!

『落第騎士』の2期に希望な持てる1つ目の要因は、「原作ラノベの人気が続いていること」です。

・現時点でラノベ17巻以降も継続予定あり
・シリーズ累計150万部以上突破

十分人気がありますね。

とくに評判の良い1巻~9巻までの『七星剣武祭編』のうち、アニメ化されたのは3巻までだけです。

原作ストックは十分ですし、アニメでは4巻以降に登場する平賀玲泉の伏線なども、しっかりと描写されていました。

娯楽作品が製作される大前提である「見たがっているファンがいる」という点は、クリアできているでしょう。

ドラマCDやブルーレイBOXがリリース 声優もやる気?

『落第騎士』アニメ1期が放送されたのは、2015年ですが、その後動きがなかったわけではありません。

・ドラマCD:2017年10月刊行の原作13巻の特典として配布
・ブルーレイBOXリリース:2017年11月発売

など、複数のメディアミックスプロジェクトがあったのです。

原作13巻の特典のドラマCDでは「七星剣武祭」の決勝と後日譚(※夜の一刀修羅)が収録されました。

キャストの熱演に多くのファンが感動しています。

そのドラマCD化の際に、ステラ役の石上静香さんは「アニメ2期の前に、先にドラマCDがリリースできました」と語っています。アニメ続編化をほのめかす発言ともとれますね。

もちろん、石上静香さんの発言は「2期ができたらいいな」という趣旨のリップ・サービスの延長であり、公式に2期が決まったわけではないでしょう。

とはいえ、制作陣側も続編化を検討していそうな意向は、スタッフを集めてドラマCDを製作した事実からも伺い知れます。

制作陣にやる気があり、ファンも一定数存在するのです。条件が揃えば、2期はあり得るのではないでしょうか。

原作者・海空りくの別作品『超人高校生たち』がアニメ化

『落第騎士』の原作者・海空りくさんの別の作品が、2019年にアニメ化されます。

『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです』(以下『超余裕』)という作品です。異世界バトルモノで、2015年から刊行されています。

同じ原作者の作品が人気好調となれば、過去作の企画も再起動しやすくなります。

つまり、『落第騎士』のアニメ企画が、再び立ち上がる可能性があるのです。

『超余裕』がどれほどの人気になるか、今後に期待ですね。

~「超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです」~

アニメ制作会社:project No.9
監督:柳伸亮
シリーズ構成:赤尾でこ
放送:2019年10月から

~『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです』のあらすじ~

7人の超人的な能力を持つ高校生が、異世界に飛ばされる。その強すぎる力は「本気を出すと世界を壊してしまう」ため最初の頃は多少自重していたが、世話になった村娘が誘拐され、その救出を村人たちに懇願された際に、超人高校生たちは革命により、世界そのものを変えてしまうことを決断する。

主人公やメインキャラが強くてカッコいいところなどは、『落第騎士』と『超余裕』の共通点かも知れません。

『落第騎士』はGA文庫を支えるヒット作

「でも『落第騎士』って世間一般では知られてないしなあ」「2期アニメ化はされないんじゃないかな」という意見もあるでしょう。

ただ、良くも悪くも希望が持てる要因の1つが、「GA文庫という小規模レーベルから出版されている」という事実です。

失礼ながら、SBクリエイティブのGA文庫は、ラノベのレーベルとして今ひとつヒット作に恵まれていません。電撃文庫系などと比較すると、アニメ化された作品数も少ないのです。

ここ数年だと、GA文庫のヒットタイトルは少数。

~GA文庫系のヒット作~
・『最弱無敗の神装機竜』
・『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』
・『りゅうおうのおしごと!』

上記の数作品くらいで、業界を揺るがすような作品はありません。

ですが、だからこそ、『落第騎士の英雄譚』に勝機があるのです。

GA文庫にとって『落第騎士』は貴重な武器ですから、アニメ企画再始動の候補に選ばれやすいポジションです。

たとえば、会社が映像化プロジェクトに注力しようと考えた際に、『落第騎士』が再検討される可能性は、十分あるのではないでしょうか。

この点も、『超余裕』など他作品のアニメの成功是非によって、左右されるかも知れません。

落第騎士の英雄譚アニメ2期の可能性 まとめ

というわけで、落第騎士の英雄譚アニメ2期の可能性についてでした。

・2019年7月現在「落第騎士の英雄譚」のアニメ2期は未定
・BR・DVDの累計売上は、3000枚以下と厳しいラインだった
・漫画版も11巻で打ち切りになっている

・ただし、原作ラノベの人気17巻以上続いており、ストックは十分
・ドラマCDやブルーレイBOXもリリースされ、動きはあった
・声優やスタッフの発言からもやる気は感じられる

・同原作者の別作品であるラノベ『超余裕』はアニメ化された
・GA文庫を代表するヒット作なので、続編アニメ化の可能性はありそう
・『超余裕』の人気次第で『落第騎士』の2期もあるか!?

ということですね。

円盤の売上は振るわなかったものの、原作人気はある『落第騎士の英雄譚』。

露出が少ないから認知度が低いだけで、ポテンシャルとしては、『少年ジャンプ』の人気作と肩を並べられるくらいの作品だと、管理人は考えています。

個人的には全シリーズアニメ化して欲しいくらいですが、せめて9巻までの『七星剣武祭編』だけでも映像化して欲しいものです。

2期製作の可能性は高くはありませんが、一輝なら原作8巻で因果干渉系の能力者をも打ち破ったように「勝機があるなら、挑むだけだ」と突き進むでしょう。

読者としても主人公のマインドをリスペクトしつつ、今後も原作等を買い支え、支援していきたいと思います。

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