まどマギ叛逆の物語の続きが制作されない理由|劇場版新作の可能性は?

まどマギ叛逆の物語の続きが制作されない理由|劇場版新作の可能性は?
アニメ界で大きな反響を読んだ『魔法少女まどか☆マギカ』。

2013年の劇場版『叛逆の物語』の続きが発表されないまま、6年が経とうとしています。

正直あきらめムードの方も、多いのではないでしょうか。

ということで、「結局、続きはやるの?やらないの?」「続編企画進んでるの?」といった疑問を中心に、現在判明している情報をまとめてみました。

まどマギ叛逆の物語の続きは未定

まどマギ叛逆の物語の続きは未定

現在、『叛逆の物語』の続きは未定です。

ネット上でも「まどマギ、いいかげんやらないのかな」「完結ならそれはそれでいいかも……」と、ぼんやりとしたやり取りのまま数年が経っている状態です。

各まどかマギカシリーズの放送・公開時期

~『魔法少女まどかマギカ』アニメシリーズ一覧~

・TV放送『魔法少女まどかマギカ』…2011年 1月7日~4月22日
・劇場版『魔法少女まどかマギカ 前編 始まりの物語』…2012年 10月6日
・劇場版『魔法少女まどかマギカ 後編 永遠の物語』…2012年 10月13日
・劇場版『魔法少女まどかマギカ 新編 叛逆の物語』…2013年 10月26日
・TV放送『マギアレコード』…2019年内放送予定
・劇場版新作…未定

早いもので、最初の2011年の放送はもう8年前ですね!

叛逆の物語の続きが制作されない理由は?

これだけ人気や知名度のある『叛逆の物語』の続きが、正式に発表されない理由は何なのでしょうか?

過去のスタッフインタビューやネットの声を元に分析してみました。ポイントは次の3つです。

~劇場版の続編新作が制作されない理由~
・叛逆の物語の続きのストーリーがそもそも作りにくい
・まどかマギカのコンテンツが大規模化しすぎた
・脚本家・虚淵玄の離脱?

順番に説明していきます。

叛逆の物語の続きのストーリーがそもそも作りにくい

『叛逆の物語』の結末には賛否もありますが、物語としてはオチがついています。

否定意見と同等以上に「あれこそ最高のハッピーエンドだったろ」と言う人も多く、実は続きを製作しにくいエンディングです。

ハッピーエンドだと言う人には「神作品」に見えて、バッドエンドだという人には「悪魔の作品」にも見えるラストは、ある意味、これ以上無いくらい『まどかマギカ』らしい結末とも言えますよね。

では、仮に続編をやる場合、ネットではどういった続編の展開が予想されているのでしょう。

~叛逆の物語の続きにありえる展開のパターン~
・「まどかとほむらは、最終的に決別する」
・「アルティメットまどかと、悪魔ほむらの一騎打ち」
・「次こそわかりやすいハッピーエンドになる」

まどかとほむらが決別」というのが多くの予想です。それにともなって「まどかとほむらの直接対決の戦闘シーンが見たい」という層も一定数いる模様。

一方で、「叛逆の物語の続編で完全なハッピーエンドになればいいのに」とハートフル路線を希望する声もありますね。

いくつか挙げましたが、筆者はまどかとほむらの決別は描かれるのではないかと思っています。

TVシリーズのOP映像を回収して、「向かい合って、今にも戦い始めそうな二人に回帰していく」ってなんだかまどマギっぽくないでしょうか。

しかし、色々と疑念もあります。

・ストーリー的にエンタメとして成立するのか?
・ここまできてハッピーエンドにでき得るのか?
・アルティメットまどかと悪魔ほむらの対決は、まともな戦いとして成立するのか?
・「神話」のような世界観になると、アニメの映像にならないのでは?
・かといって全編イヌカレー空間だらけというのも、視聴者の期待とは違うのでは?
・視聴者が見たかったのって、背伸びしながらキリッとカッコつけてた、以前のほむらだったかも?
・というか、もう「魔法少女」ではないような?

様々な観点で、続編がTV作品でも、劇場作品でも、ハードルが高くなっています。

下手をすると、中途半端な尺で変な物語になりそうだなーという印象です。
制作陣も頭を悩ませているのかも知れません。

まどかマギカのコンテンツが大規模化しすぎた

まどマギが人気すぎることが、続編への動きを鈍くしている可能性もあります。

アニメファンに「ここ十年で話題になったアニメは?」と聞けば、まず真っ先に名前が挙がるのが『まどかマギカ』ですよね。

それゆえに、新編『叛逆の物語』発表の時ですら、すでに「蛇足」「TVシリーズで綺麗に終わってたのに…」とファンの間で賛否両論でした。

そして、満を持して上演された『叛逆の物語』は、興行収入20.8億の大ヒット。

~魔法少女まどかマギカの大規模大人気化伝説~

・『叛逆の物語』興行収入20.8億の大ヒット
・2013年、グッズ売上総額、約400億円
・「2017年NHKアニメ人気ランキング」で1万作品中第1位
・第37回日本アカデミー賞 優秀アニメーション作品賞
・2014アニメ オブ ザ イヤー部門劇場公開部門優秀賞
・第19回アニメーション神戸賞作品賞
ほか20種類以上の賞を受賞

ヒットを叩き出せば出すほど、時間が経てば経つほど、期待感というハードルは上がっていきます。

もし、不評の作品だった場合、一気に『まどマギのブランド全体』が失墜しかねません。稼働中のアプリゲームや、パチスロへの売上にも響くでしょう。

「数百億規模のブランドを、下手に壊すわけにはいかない」

と、制作陣も痛いほどわかっているため、現状、下手に動けないのではないでしょうか。

脚本家・虚淵玄の離脱?

『まどかマギカ』には大勢のスタッフが関わっていますが、制作陣の代表格は脚本家の虚淵玄さんでしょう。

その虚淵玄さんが、『まどかマギカ』から距離を置いているのでは?という説があります。

「スタッフと喧嘩した」などネットで囁かれてる噂には、ガセっぽい話も多いですのが、ハッキリと考えを語られている公式インタビューも存在します。

2015年発行の書籍『今、幸福について語ろう』内のコメントでは、こう語っています。

『まどか☆マギカ』はテレビシリーズの後、劇場版『[前編]始まりの物語』『[後編]永遠の物語』を作りましたが、これは今後さらに『まどか☆マギカ』の世界を広げていくための地ならしをしているだけの話なんですよ。
さらに言えば、広げていく作業に自分はあまり深くコミットする気はないというか、人任せにしてしまってもいいと思っています。
そうでないと、自分の想像力の範疇からまどかが出て行ってくれないので。

このインタビュー記事を読む限り、虚淵さんは「人任せにしてしまってもいいと思っています。」と語っています。

「広げていく作業」とはつまり、派生した外伝作品はもちろん、『魔法少女まどか☆マギカ』本編の新作も、「人任せに」する対象として、含まれている可能性がありますね。

しかし、まどマギの魅力の大部分には、虚淵脚本特有の台詞回しや、シビアでハードコアな展開が含まれています。

ファンはもちろん、やはり制作スタッフも虚淵脚本の価値をよくわかっているはずです。

だからこそ、「脚本家が新作に乗り気になれない時に、無理に作業をさせても、面白くならないだろうという」という考えの結果、プロデューサーが続編決定に踏み切れないのかもしれません

ただ虚淵さんは、「もう『まどマギ』に興味が無い」と言ったわけでは全くありません。

あくまで『まどマギ』にだけとらわれず、色々なことに挑戦していきたいのだろうと考えられます。

その根拠は、『まどかマギカ』の後に脚本を担当した作品のジャンルの広さです。

~『まどかマギカ』の後に虚淵玄が脚本を担当した作品~

特撮番組『仮面ライダー鎧武』
人形劇『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』
CGアニメ『GODZILLA 怪獣惑星』

特撮、人形劇、CGアニメと次々に新ジャンルに進出していますね。

虚淵玄さんの中ですでに一段落した『まどかマギカ』は終わっていて、「監修くらいならしようか……」という気分なのかもしれないですね。

ちなみに虚淵玄脚本の『Thunderbolt Fantasy(サンダーボルトファンタジー)』面白いですよ!

魔法少女まどかマギカの企画は進行中

制作されない理由について語ってきましたが、中止になったという訳ではありません。

ここからは、新作の情報等についてまとめていきます。

制作陣がコンセプトムービーを公開

2015年11月27日から開催された『~シャフト40周年記念~MADOGATARI展』にて、『魔法少女まどか☆マギカ』の新たな物語へとつながるコンセプトムービーが上映されました。

MADOGATARi展『魔法少女まどか☆マギカ』コンセプトムービー from GymG on Vimeo.

時間は4分弱と短いものの、クオリティも高く、「新たな物語へとつながる」という公式の触れ込みに期待感が上がります。

マギアレコードは2019年アニメ化

マギアレコードは2019年アニメ化

「まどマギの新作が無い」と嘆く方もいると思います。
しかし、外伝作品の方では動きがありました!

スマホゲーム『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』のアニメ化が決定です!

~『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』~

原作:Magica Quartet
キャラクター原案:蒼樹うめ
制作:シャフト
放送:2019年冬

あるときから頻繁に「見知らぬ少女の夢」を見るようになった魔法少女・環いろはは、その夢の真相を知るべく、夢を見るきっかけとなった新興都市・「神浜市」を訪れる。
いろははそこで神浜の魔法少女・秋野かえでから手がかりの1つだと考えている「小さいキュゥべえ」についての情報を得ると同時に、十咎ももこから紹介された「調整屋」で八雲みたまから調整を受けたことがきっかけで、「自分がどんな願いでキュゥべえと契約したのか」を忘れてしまっていることに気づく。
いろはは小さいキュゥべえの捜索を再開するが、そこに七海やちよが立ちはだかる。やちよは「神浜では力量不足の魔法少女は生きていけない」としてここから出ていくように諭すが、いろはは戦いを通してやちよに自身の力を示し、ついに小さいキュゥべえを手に入れ、失っていた記憶を取り戻す。
「見知らぬ少女の夢」に出てきた少女とは、知らぬ間にその存在も記憶も消え去っていた自分の妹「環うい」であった。ういの事を思い出したいろはは、ういを探し出すことを決意する。

久しぶりの映像化なので楽しみですね。

まどマギ舞台版も上演

まどマギ舞台版

なんと!『まどマギ』は舞台版もありました。

けやき坂46の方々が演じているようです。ダンスもあるとのことで、どのような演出で見せていったのか気になります。

『魔法少女まどかマギカ』劇場版新作の可能性は?

外伝のアニメ化決定でまどマギコンテンツに活気が出たのはありがたいですね。

ところで、結局、『叛逆の物語』の続きの可能性はあるのでしょうか。

制作陣の発言などを元に見ていきましょう。

斎藤千和が「まどかマギカも終わっていません」と発言

2019年07月04日。ロサンゼルスでアニメエキスポ2019が開催されました。

そこで暁美ほむらの声優、斎藤千和さんが最後の挨拶で「魔法少女まどかマギカも終わっていません。」と発言していたようです。

これは、制作陣に向けての「自分は新作のほむらを演じる気がある」という意思表示でしょうか。

それとも、作品ファンに向けての、ちょっとしたリップサービスなのか真相はわかりません。

しかし、ほむら役の斎藤千和さんが「終わっていない」と捉えているのは、キャラクターが生き続けているようで嬉しいことですよね。

まどマギのプロデューサーが「制作準備中」と発言

さらに2019年3月に第2代目代表取締役、アニメーションプロデューサー・久保田光俊さんは「『まどか』は今も続篇へ向けて制作準備中です。楽しみにお待ち下さい!」と語っていました。

製作中ではなく準備中とのことですが、「続篇」「お待ち下さい」と語っているので、これが外伝の話題でないことは確かです。

プロデューサーが方針を公言してくれるのは、ファンにはありがたいことです。

まどマギ10周年が2021年に迫る

『魔法少女まどか☆マギカ』本編の新作が真実味を帯びてくる点は、インタビュー以外にも存在します。

新作まで長引き続けた結果、2021年で『まどマギ』TV放送から10周年になります。

この近くにマギアレコードのアニメ化があるのもポイントです。

つまり、マギアレコードの放送終了後に新作についての発表があるかもしれない!?ということです。

何にせよ10周年に向けて何か計画しているのは間違いないでしょう。

ファンとしてガッカリするパターンは、ブルーレイボックスの別バージョンが出たり、新しいゲームが出たり……。みたいな展開でしょうか。

(いや、嬉しいんですけどね。アニメ界のあるあるです。)

『まどかマギカ償いの物語』というネタ動画まで投稿された

新作はよ!という気持ちの表れか、嘘予告のネタ動画まで投稿されました。


(1分45秒)

『償いの物語』というタイトルも、ほむらの置かれた状況的に凄い、それっぽいんですよね。

「あれ?こんなセリフあったっけ?」って部分はゲームの音声等も使われているのでしょうか。クオリティ高いです。

まどマギ叛逆の物語の続きについて まとめ

ということで、叛逆の物語、続編についてまとめてきました。

・『魔法少女まどかマギカ』の叛逆の物語の続きは未定になっている
・制作されていない理由は、コンテンツが大きくなりすぎた、そもそも続きのストーリーを作りにくい、脚本家、虚淵玄の離脱?
・企画は進行中で、コンセプトムービーが公開された
・マギレコのアニメ化、舞台版製作など人気は継続中
・『まどマギ 償いの物語』はネタ動画だがファンの期待度が分かる
・劇場版新作の可能性は不明だが、10周年に向けて何か仕掛けてきそう

結局、『叛逆の物語』の続きが出るのかは不明です。しかしまどマギ自体は、これからも商品展開など続いていくでしょう。

新作のためにも、という訳ではありませんが、今はマギアレコードが盛り上がってくれることに越したことはありませんね。

そういえば、まどかも、「諦めるのは早いよ」と言っていました。
まだまだ気の長い話ですが、今後に期待です。

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